『ファベックス関西』来場レポート!今年のトレンドは?
10月21日(水)から3日間、大阪で行われておりました『ファベックス関西』に来場してきました。
ファベックスは、18回も続いている中食・外食業界の日本最大の業務用展示会です。昨年も来場しましたが、昨年との大きな違いやトレンドについて、報告します。
まず、来場して驚いたことは、展示会の規模が小さくなっているのではということです。3日間の来場者数は昨年対比101%という発表がございましたが、展示会場の広さ、ブースの数が減っているような気がしました。(隣で行っていた美容関係の『ビューティー展示会』の広さの方が倍ぐらいありました。)
出展ブースの区分けで、今年のトレンドが分かりますが、今年は「アジアマーケット」が広く設けられておりました。また「低糖質」のブースが増えておりました。
「アジアマーケット」は、中国圏、東南アジアからのインバウンド対応のツールや食材・商品開発の業者のブースが、全体の4分の1を占めるぐらいの広さで出店されておりました。こちらのコーナーでは、海外企業からの出展も目立っておりました。
「低糖質」のブースは、昨年あまり見ることがありませんでしたが、昨今注目されている分野だけに出展企業が多く見られました。
低糖質の食材やメニュー開発の出展ブースの中でも、低糖質ラーメンの試食のブースに人だかりができ反響がありました。低糖質は、まだまだ拡大するマーケットであり、個人的にも興味があるテーマです。
ミシュランの星をとるような寿司屋でも、低糖質のコースがあったりするので、今後は、もっと身近に、手軽に、美味しい低糖質の食事を口にすることができる機会が増えてきそうです。
上記以外のブース以外で、ひと際目立って人だかりができていたブースは、ノンアルコールシロップの『MONIN(モナン)』です。
果汁シロップを10倍のお水で希釈したフルーツドリンクが試飲できまして、店舗でも使えそうなおしゃれなディスプレイが目を引き、参考になります。
あまり目新しい商品やサービスに出会うことができなかったですが、今週27日~29日まで開催される「九州外食ビジネスウィーク」にも参加してきます。外食ビジネスウィークは、後発の展示会ですが、東京、大阪、名古屋、福岡と開催地を広げ、年に4回も開催される日本最大の外食産業の展示会です。昨年参加した印象では、今回のファベックスよりも規模が大きく、居酒屋、ラーメン、うどん・そば等、業態ごとにブースの区分けが設けられていることが特徴です。
開催地福岡ならではの商品やサービスとの出会いを楽しみに、皆さまにも有益な報告ができたらと思っております。