先日開催された『FOODIT TOKYO 2019』。代表的なトピックスをご紹介!
先月の水曜日に行われた外食産業の未来を考えるカンファレンス『FOODIT TOKYO 2019』。
飲食・IT関連企業から非常に豪華な豪華な顔ぶれの登壇者たちが一同に集結し、これからの外食産業について語っていました。
今回は、弊社参加メンバーから代表的なトピックスについてお話させていただきます。
「インバウンド」について
様々な登壇者が口を揃えて言っていたのがインバウンドの必要性です。
日本の人口は減っている中で、飲食店の数は変わらないということは、売上(利益)は中長期的に減っていくことを意味しています。
このまま日本人だけにビジネスをしていては、ジリ貧になっていく、なので新たな売上を生んでいくにはインバウンドをとっていく必要があります。
ではどうやってインバウンド客を集客し、満足させリピーター化させていくのか?
株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長 秋元巳智雄氏はWeb上での集客をトピックに話されていました。
インバウンド客の7割を占めるアジア圏の人は日本よりも数倍SNSが好き。なのでSNSを中心に取り組んだとお話していました。
がんこフードサービス株式会社 代表取締役社長 小嶋達典氏は店舗での取り組みについてお話され、
折り紙・寿司・着付けの教室を行ったこと、日本でしか味わえないことを創出することが非常に大事だとお話されていました。
どちらにも共通するのは、小さく地道にすることだと感じました。
ワンダーテーブルも今では高く評価されているTripadviserはすごく順位が低かったとお話されていましたし、
がんこでも教室はまだ全ての店舗で行っているわけではないと仰っていました。
小さな取り組みを地道に取り組んでようやく、インバウンドのお客さんが来てくれるのだと感じました。
「地方について」
また大きなトピックスが「地方」です。
これも参加したセミナーのほとんどの登壇者が口にしていたと思います。
それはなぜかというと、これからの外食の成長は「地方」にかかっているからなのだと思います。
インバウンド客に外食の成長はかかっているというお話は前述の通りですが、東京・大阪のような主要都市はすでにある程度集客できています。
渋谷や道頓堀を歩いても見ればわかるとは思うのですが、外国の方を見ない時はほぼありません。
なのでインバウンドをもっと伸ばすためには、まだ集客できていない、地方にインバウンド客を呼べるようにならなければいけません。
セミナーでは象徴のような事例が出ました。
高知県の希少地鶏「土佐ジロー」を売りにし、人口20人の限界集落に年間3000人の観光客を呼ぶ小松氏の取り組みです。
日本でしかできない体験をいかに創出するか、その地方にしかないものをいかに作りだせるかが鍵になってくると思います。
今回はFOODITに参加することで感じた、「インバウンド」+「地方」についてお話させていただきました。
今後弊社でもこの2つの点で皆様のお力になれるようなサービス創出に向けて動き出しています!
皆様の成長(売上・利益)拡大に欠かせない存在になれるように尽力していきますので、よろしくお願い致します。