ホットペッパーのパフォーマンスを暴く!レポートの分析ポイントをご紹介!

10月に入り、繁忙期の販促計画を立てる上で、費用をかけているメディアの現状を分析して欲しいとお問合せをいただくことが増えてきました。
メディアごとの費用対効果を分析することで、パフォーマンスが良くないメディアの費用を見直しし、パフォーマンスが良いメディアや新しい販促方法に費用をかけるのが狙いです。
 
そんなご相談の中で、費用対効果が一番わかりづらいメディアは、『ホットペッパー』だとよく耳にします。
確かに、『ホットペッパー』は、様々なメディアと連携し、出口戦略が非常にうまいので、店舗側で効果が出ていると錯覚しやすいです。
 
例えば、食べログでネット予約を開設していなかったり、クーポン情報を登録していなかったりする店舗のページには、
ホットペッパーのネット予約ページやクーポンページが自動的にリンクする仕組みになってます。
そういう店舗には、食べログで店を検索したどり着いたユーザーが、知らずして最終的にホットペッパーからネット予約をしたり、ホットペッパーのクーポンを店に提示したりするため、
店舗側はホットペッパーの効果だと認識してしまいがちです。
 
今回は、その『ホットペッパー』の戦略に惑わされない、費用対効果を見直す上で、本当にレストラン検索サイトとして、集客メディアとして機能しているのかを判別するポイントをご紹介します。
実践すれば、すぐにでもコスト削減の対象かどうか判断することが可能になります。
 

ホットペッパーのCVR(予約率)を算出しよう!

ホットペッパーが集客メディアとして機能しているかを数値で判断しましょう。
方法としては、ホットペッパーの月間の「コール数」と「ネット予約件数」を加算した数値に対して、「アクセス数」で割ることで、CVR(予約率)を算出します。
 
そのCVRが2%を超えていると、ホットペッパーが集客メディアとしての機能は弱く、出口のメディアになっている可能性が高いです。

自店ページへの流入フリーワードランキングをチェックしよう!

ホットペッパーの営業担当者から送られてくる「マンスリークライアントレポート」の「流入フリーワードランキング」をご存知でしょうか?
「流入フリーワードランキング」から、自店ページを閲覧したユーザーが、どういうワードで検索してたどり着いたのかがわかります。
 
下記が実際のホットペッパーのマンスリーレポートです。弊社クライアントの実例をもとに、見方をご紹介します。
 
黒塗りしているワードがクライアントの店舗名での検索です。
なんと、こちらの店舗は、流入ワードのうち、店舗名での検索が68%も占めておりました。
ホットペッパーマンスリーレポート
 
この数値は何を表しているかというと、こちらの店舗にとっては、レストラン検索サイトとして実際に集客できているユーザーは3割しかおらず、
残りの7割のユーザーは電話帳としてホットペッパーを使用し店舗にたどり着いているということになります。
 
こちらの店舗は、7割のユーザーが電話帳として利用しているホットペッパーに、月間20万円近くのコストを毎月使用しておりましたので、
繁忙期に向けてコストの分配を大幅に見直しております。
 
 
上記のチェックポイントは他のメディアでも応用可能です。
利用しているメディアのパフォーマンスや費用対効果の分析を行いたい方へは、メディアアップでサポートしております。
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